はじめに

   国語という科目においては二種類の人が存在する。
   文章の内容がある程度分かる人と、ほとんど分からない人である。
   分かる人の場合は、一般的な参考書・問題集などを用いて
   問題に慣れることで得点も上がろうものだが、
   分からない人はどうだろうか。
   おそらくいくらか問題をこなしたところで、
   あまり点数に変化はないだろう。
   本をそれほど読んでいない、国語力がないと言われる人が、
   雑多な問題をこなしても力がつかないのは当然の理とも言える。
   闇雲に本を読めば国語力がつくというものでもない。
   ではどうすればよいか。結論から言えば、
   下記の『出口汪の新日本語トレーニング』シリーズに加え、
   補助的に漢字と語彙の勉強をすることである。詳しくは該当項目で説明する。

基礎〜標準
    高校現代文の参考書で有名な出口汪の参考書である。
    過去に発売された「日本語トレーニングプリント」の改訂版。
    対話形式が取り入れられ、より読みやすくなっている。
    本書で採用されている文章は、いずれも著名な作家の書いたものなので、
    単純に読書量という点でも効果は期待できる。
    ただ文章を読むだけではなく、どのように読むか、
    そしていかに書くか、解いていくかをトレーニングしていく。
    小学校の漢字がままならないという人はまずここから。
    漢字の意味が必ず付いているのが特徴。
    例文も分かりやすく、語彙力の強化にも役立つ。
    説明文・論説文の基礎を築くことにもなり、一石二鳥である。
    この参考書は純粋に語彙力の強化を目的とするものである。
    「難語」とあるが、それほど難しい言葉が載っているわけではない。
    先の漢字と合わせれば言葉の知識は確かなものとなるだろう。

標準〜難関
    出口式によって、これまであいまいだった国語に
    一貫した読み方・解き方があることが分かる。
    このシリーズでは漫画が多く用いられており、
    とっつきやすくなっている。
    国語力の基礎がある人や
    先の参考書で習得した人は、
    これらを読むことによって開眼することになるだろう。
    普通公立校志望者は公立高校編まででよい。
    『システム中学国語』シリーズは説明自体はきっちりしており、
    本書はそれと比べると易しいものになっている。
    出口式のおいしいとこ取りとも言える。
    時間がない人はこれを終えて問題集に入ってもよい。
    国語現代文の問題集。
    出口式を確認し、定着させるために取り組む。
    理論を実戦で使えるようにするための問題集である。
    なお普通公立校を目指すのであれば、1と2までで充分である。
    難関私立などを目指すのであれば、3までやっておく必要がある。

高校

    高校レベルの現代文は、
    語彙・背景知識現代文で学ぼう。



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